暴行問題で波紋広がる秀岳館高校 一連の騒動に保護者は【熊本】 (22/05/10 18:30)

暴行問題で波紋広がる秀岳館高校 一連の騒動に保護者は【熊本】 (22/05/10 18:30)

男子サッカー部のコーチによる暴行問題を受け、八代市の秀岳館高校は、先週、保護者説明会と記者会見を開きましたが、波紋が広がっています。

今回の一連の騒動について生徒の保護者はどのような感想を持っているのか話を聞きました。

【保護者会ON】
「深くおわびいたします。すみませんでした。申し訳ありませんでした」

これは5月4日、秀岳館高校で開かれた臨時保護者説明会の音声。
TKUが独自に入手したものです。

秀岳館高校では、男子サッカー部のコーチによる部員への暴行が動画の流出によって発覚、このコーチは暴行の疑いで書類送検されています。

問題発生から2週間たってようやく開かれた説明会、保護者からは厳しい声が上がりました。

【保護者】
「私たちは子供を預けていますが、その子たちが一番心配しているのはいつまでこの状態が続くのかということ」

【保護者】
「(部員の謝罪動画を)検索すればYouTube、ツイッター、インスタ、全部上がってくる状態なんですけど、子供たちの顔や氏名が出ている状態のまま。これはどうなっているんでしょうか」

保護者が指摘したのは、SNSに投稿された部員による謝罪動画。

顔や氏名を出し、一連の騒動に謝罪するこの動画を学校側は当初、部員が主体で撮影したとしていましたが、のちに監督の関与が発覚しました。

【保護者】
「段原監督の今のご自身のご意思、考え、自分はどうしたいのか、続けたいのか辞めたいのか、どうされたいのかを聞きたい」

進退を問う保護者の声に段原一詞監督は。

【秀岳館高校男子サッカー部・段原一詞監督】
「私の勉強不足、そして秀岳館サッカーファミリーという言葉に甘えたことが全てであった」
「深くおわび申し上げます。すみませんでした。申し訳ありませんでした」

進退については明言せず泣きながら土下座し謝罪したといいます。

この保護者説明会に参加した人は。

【保護者】
「全体的な雰囲気としては、ちょっと白けたようなパフォーマンス的な印象を受けたというのが第一印象です」「『お騒がせしたことに対して申し訳ございませんでした』と言ったんですよ。生徒に対して謝ってほしかった」

この翌日に開かれた学校の記者会見。

部員の謝罪動画について学校側と段原監督の間で見解の食い違いが露呈しました。

部員が顔や名前を出した経緯について、学校側は。

【白井勇教頭】
「監督が現場に来て『悪いことではないのでマスクを取り名前も言いなさい』と
部員が言われた」

これに対し段原監督は。

【段原一詞監督】
「話し合いの中でそうなりました。話し合いの中で出てきたので賛同しました」

両者の間で食い違う見解。保護者の目にはどう映ったのでしょうか。

【保護者】
「ますます不信感が増えた。そんな印象ですね」「部員たちがサッカーをできる
環境を奪わないよう大人ができることはないか毎日考えている」

TKUの取材に対し学校側は、一連の騒動を受け自宅謹慎中の段原監督について
5月下旬から始まる高校総体の指揮をとらせないことを決めたということです。